活動日記
2013年12月9日
みんなカーゴWS

FAB LAB Kitakagaya(ファブラボ北加賀屋)と、アーティストの國府理さんのコラボから生まれた「みんなカーゴ」。
農園メンバーの“農作業するときに座ったまま移動できて、なかに収納があるイスが欲しい!”というニーズに答えた、完全オリジナル手作りのかっこいいカーゴです。

北加賀屋みんなのうえん祭でお披露目した、このみんなカーゴですが、
ついにみんなのうえんにもやってくることになりました!

せっかくなので、メンバーだけではなく、興味を持ってくれたメンバーではない人にも募集し、
みんなのうえん初めての方5名も交えて、ワークショップ形式でみんなで制作することになりました。

まずは、FABLAB Kitakagayaの白石さんから、カーゴや、FAB LABについてのお話。

今回のカーゴで使っている部材は、壊れたときにすぐ修理できるように、北加賀屋にもあるコーナンですぐ購入できる材料だけで作られています。そして木材の切り出しはラボの機械で行われています!

デザインを担当したアーティストの國府さんからは、フリーハンドで組み立て指示図つきの説明をしていただきました!

一通りの説明が終わったあとは、パーツを机一面に並べます。

よくあるモノ作りのワークショップは、キットが既に用意されていることが多いですが、
FABLABさんのワークショップは、材料を選び取ることからやります。
しっかり構造も考えながら選ぶので、理解がすすみますね!

それぞれの材料チョイスが終わったら、外にでてやすりがけ!

どうしても、機械でとりきれないバリをヤスリでキレイにしていきます。

キレイになったら、タイヤをくっつける作業。
畑の上を走ることを想定しているので、幅広のタイヤにするために3枚の板を組み合わせて一輪のタイヤにします。

板に空いている穴は、その3枚を接合するためのもの。
円柱の材を金づちで打ち込んで固定していきます!

カンカンにぎやかな音が農園にひろがります。

タイヤができたらボディづくり。

こちらも、機械ではつくりきれない90度の角をカッターで削りだしていきます。

こどもも大人のサポートがあれば組み立てることができます!
学校の図工では経験できないモノづくりに、参加してくれたこどもも夢中!
大人も子どもも夢中になれるのってスゴいですよね。

そして、みんなカーゴ完成!

みんなで農園で記念撮影をしました。

そして盛り上がる試乗会!

その後は、今後の改善に活かすために、制作できづいたことをそれぞれ出し合いました。

FABLABでは、みんなカーゴの図面や作り方をオープンソースとして公開し、気に入ってくれた世界中のFABLABネットワークの方々が、
それぞれ自由にカスタマイズし、自分オリジナルのみんなカーゴを作ることができます。

みんなカーゴ改善点や、さらなる可能性などをみんなでシェアし、どんどん世界中に広がっていくかもしれないなんて、夢がありますね!
是非、他の場所でみんなカーゴが使われている様子も見てみたいところですね。

最後になりましたが、今回、お力添えをいただいたFABLAB Kitakagayaの皆さま、國府理さん
本当にありがとうございました!!