活動日記
2014年5月12日
大阪ワイン カタシモワイナリー見学会
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大阪府柏原市にある、「カタシモワイナリー」へ見学に行って来ました!

ぶどうの栽培から、ワインの製造まで行うワイナリーです。
今後のケータリングなどの活動の参考にするため、料理研究家の堀田さんにご紹介していただき、この見学会が実現しました。

JR柏原駅から徒歩15分。住宅が並ぶ中に、今回の見学先のワイナリーがありました。

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到着して早々、
「君が堀田さんかー!すごい人らしいやないかー!」
と、とても勢いのある声が。
カタシモワイナリー社長の高井さんです。

今回はなんと、お忙し合間をぬって、社長が直々にご案内していただけるとのこと。
早速荷物を置いて、まずはブドウ畑へみんなで向かうことに。

しばらく歩くと、開けた斜面一面にブドウ畑が!

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屋根のように広がるブドウの木を下からのぞくと、不思議な光景が広がっていました。

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よく見ると、ブドウの木の下で休憩している人が。

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木漏れ日の中で1人ゆっくり過ごすことが、ここでの時間の過ごし方だそうです。

この地域では高齢化が急速に進み、それと比例して栽培法機される畑が増加しているそうです。高井さんらは、これを食い止めようと、ブドウ畑を引き継ぎ、様々な人や団体に使ってもらう仕組みを考えているそうです。レストランや美容院などが、自分達で育てて作ったワインを使い、自社のブランドにする動きがでているそうです。

それぞれの畑によってストーリーがあり、畑によってワインにしたときの味も全然違うそうです。

さらに山道を歩いて行きます。

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山道になれていないメンバーはもうヘトヘト。
急斜面の中に、人工で支えられた木が1本ありました。よく見ると、大きな穴が空いています。

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幹はほとんど皮のみになり、それでも枝の方を見るとしっかり実をつけています。
これにはみんな感動。
触ってみますが、どこから水分を吸い上げて生きているのか、とても不思議でした。

さらに長い上り坂を登って行きます。もう登山をしているような感覚になってきます。
しばらく歩き、やっと目的地に到着。ブドウ畑の下には、町を一望できる風景が広がっていました。ここは高井さんのお気に入りの風景だそうです。

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「この感動も、車で登ってきていたら感じられないと思います。なにか努力してこそ感じられる感動はとても大きい。これはボランティアも一緒です。ボランティアは自分で価値を作り出すもの。お客さんの価値をどう創るかが私たちの行うべきことなんです。」

その後も様々な畑のストーリーをお話いただきました。

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ブドウ畑の下の活用方法は他にも、ここでレストランを開いて食事をするということも行っているそうです。
こんな自然に囲まれた場所で食べる食事は、とても贅沢な時間が過ごせそうです。

「私は1人でここを運営しているのではなく、いろいろな人と一緒に運営しています。そうすると、新たな発見やアイディアが生まれ、いろいろな動きが出てきておもしろいんです。」
この高井さんのお話には、みんなのうえんの考え方と一致するような部分を感じました。

会社に戻り、貯蔵庫の見学をさせていただきました。
涼しめの室内には、びっしりとワインが保管されていました。

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製造中のスパークリングワインも見せていただきました。

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毎日15度ずつ回して、沈殿物をゆっくり下へ落として行くという、細かい作業を行うそうです。

一番奥には大きな樽が。

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瓶でつくるのとは違い、一旦木の中に成分が取り込まれるので、まろやかな味になるそうです。しかしフランスからの樽の輸入がなかなか難しく、大量には作れないそう。
樽からわずかにもれるワインのにおいは、樽ごとにすこしずつ違いました。これも、不思議な発見です。

2階の部屋に戻り、ワインの試飲をさせていただきました。

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「カタシモワイナリーでは、あくまでも「大阪のワイン」を製造しており、フランス人からすると、おいしくないと感じられるかもしれない」という高井さん。
1杯目は「たこシャン」。スパークリングワインで、大阪のたこ焼きなどの粉ものにも合うように作られてるそうです。

するとなんと、ワインに合うようなパンまでご用意していただいていました!

わざわざパン屋さんにお願いして作っていただいたそうです。このワインを、ただ飲むだけでなく、一番いい状態で楽しんでほしいという高井さんの気持ちに、私たちは感銘を受けました。

2杯目に出していただいたのは赤ワイン。
これはなんと、畑の見学をさせてもらったときに見た、幹が皮だけのようになった古い木から採れたワインだそうで、1年に285本しか製造できないものだそうです。
そんな貴重なものを、試飲で飲ませていただいてもいいのかと、おどろきました。そしてさらにまたこのワインに合う別のパンを出してくださりました。
さらにさらに、部屋にあったピアノ伴奏の音楽まで流していただき、とっても贅沢な空間になりました。

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その後さらに2杯も、別のワインを試飲させていただきました。
そんなにいいのかと思うくらいのサプライズに、私たちは驚きと感動で胸がいっぱいになりました。

もうこれは買って帰るしかない!と、帰りにみんなでカタシモワイナリーの直売所へ行き、ワインとパンを購入して帰宅しました。

とても濃く、充実した素敵な時間を与えてくださった高井さんに感謝です!
この感動と体験を、今後ののうえんの活動に活かしたいと思います!