今日は関西電力株式会社の佐井秀樹氏にお越し頂き、高齢者や障がい者に優しい誰もが花を楽しめるガーデニングについてお話を聞かせて頂きました。
佐井さんはイギリスやアメリカの植物園や園芸療法のガーデニングを調査されていた時のお話も聞かせて頂きました。
日本では、まだまだ園芸療法は正式な療法という認識が低いそうです。しかし、イギリスやアメリカでは作業療法士がついているくらい、正式な療法として確立されているそうです。
園芸療法は話の中で、
「水をあげるという誰でも出来ることを続けることで花が成長していく。しかし、水を上げなければ花は育たない。ただ水をあげるということを続けるだけで自分の存在価値に気付くようになる。これが療法としても使える。」
というお話がとても印象に残りました。
また、佐井さんが実際に取り組まれていた「Tom’s garden」というガーデンセンターのお話も伺いました。
▼「Tom’s Garden」って?
「Tom’s Garden」は、子どもたちがのびのび遊べるキッズガーデンや、誰しもが活動しやすいエネーブリングガーデンなど、自分の生活の一部としてガーデニングを楽しむ方法を提唱し、植物を通じて地域社会のコミュニケーションの輪を拡げます。また、園芸療法の考えを取り入れたガーデニング・セラピーのための環境整備・道具の工夫、プログラムの研究提案を行っています。
Tom’s Gardenで実施していたセミナーや講習会についてもお話して頂きました。講習会は定期的に開催した方がいいというアドバイスを頂きました。
講習といっても、ハンギングバスケット講習会やレンガの積み方講習会など、色んな講習会で出来そうです。
また講習会などの催し物の開催が決まりましたら、こちらの公式ブログでも発信していければと思います。
こういった農や菜園の経験者、専門家の方のお話を聞く機会があれば、またブログを更新することができればと思います。
またヒアリングなどについてもアップしていければと思います!