活動日記
2013年8月3日
大きな耕耘機で土づくりワークショップ!

8月3日、みんなのうえんメンバーが集まり、大きな耕耘機を使って第2農園を耕しました。
この日は、これから農園の活動に参加される新メンバーの方々も参加され、他の農園メンバーと顔合わせの日にもなりました。

耕耘機の使い方を教えてくださるのは、いつもお世話になっている土づくりの専門家・石山さんです。

まずは、自己紹介から。
初めて農園の活動に参加される方は、少し緊張している様子。

レギュラーコースに団体で参加される「放課後等デイサービスと・らいずみーと」さんも、参加してくださいました。
他にも、新しく参加されるメンバーの中には、チームコースに参加される方や、レギュラーコースにご夫婦で参加される方もいらっしゃいました。
住んでいる所も、年齢も性別もみなさんバラバラで、今までよりもっと楽しくなりそうな予感がします!

石山さんから、農園の今の土の状態について伺います。
土が農園全体に広がっていますが、実は、この土は新敷地・ゴミ拾いの時に横に積み上げられていた木材チップや山積みの袋に詰められていた葉っぱなんです。

左の乾燥している葉っぱが元の状態。
真ん中が、袋の中で発酵して腐葉土になった葉っぱ。
右が、どんどん土の状態に近づいてきたものです。
今日は、耕耘機を使って、腐葉土と土を混ぜながら耕します。

耕耘機のエンジンをかける石山さん。

普段、耕耘機に触ることのない農園メンバーは興味津々。

耕耘機の刃の部分が回転することによって、土と腐葉土が混ざっています。

最初は、耕耘機におそるおそる手を伸ばしていた参加者ですが、徐々に慣れていきました。

中には、初めてとは思えない手つきでUターンを決める強者も!
後ろから声援が飛んでいますね。
「頑張れーーー!」

耕耘機の順番待ちをしている方々は、雑草と戦っています!
ここは、昔、地域の方々が集まる銭湯でしたが、最近は、遊休地になっていました。
雑草の根がかなり深いので、スコップを使って雑草を取ります。

この朝顔は元気に育っていますが、実は自然に生えてきたものです。
強いですね。

と、どこかから人を呼ぶ声が…。
なんと、耕耘機が倒れています!
どうやら、ふかふかの土の層から転げ落ちたようです。笑

ここは、男性陣が頑張ります!
みんなで力を合わせて耕耘機を起こします。

あとはギアをバックに入れて、土の層の上に引っぱり上げます。
「よいしょ!」

自然と沸き上がる拍手。
ハプニングのおかげで、農園メンバーがひとつになった瞬間でした。

耕し終わったら、最後に水を撒きます。
まるで噴水のようですね。笑

もうひとつ面白い水やりの方法を、石山さんから教わりました。
ホースのノズルを土の中に埋めています。
このまま放水して、土に水分を行き渡らせているそうです。
こうして、水分と太陽の熱で土の発酵を促進し、いい土を作っていきます。

土づくりは終了しましたが、コフンチームさんは何やらチーム会議中です。
どうやら、次の畝の形をチームメンバーで決めているようですね。
今までの経験から、「ここは通路を作った方がいいんじゃない?」などと話しながら、たった5分で決定。
早い!笑
どんな畝の形になるのかは秘密です。
近々、畝づくりのワークショップが行われますので、追ってレポートいたします!