5月17日、農園の一部分だけの土づくりを行いました。
前回の記事でもご紹介した、料理研究家の堀田さんと共に行う「種からつくるこども料理教室」で、地域の子供たちと一緒に栽培して育てていくエリアになります。
暑くなると大変なので、朝から農園に集合しました。
まずは図面を見ながらこども料理教室エリアの確認。
大体の場所と大きさを確認し、早速スコップやくわで耕していきます。
始めてスコップやくわを使うというメンバーも多く、ミーツファームで実際に畑を作っている堀田さんにアドバイスをもらいながら、どんどん耕します。
最初はぎこちなかったですが、すぐに慣れてみんなどんどん耕していきます。
もともと畝(うね)の形が出来上がっていたのですが、全部いったん崩して、土をかき混ぜていきます。
すると表面は白く乾燥していた土ですが、茶色いみずみずしい土が出てきました。
ある程度耕したら、次に肥料を混ぜます。
この肥料は、その地域にある資源(土の中にある微生物、有機物や、自然資源)を活性化させ、もともとある土の力で、豊潤な土に変えて行くという有機肥料です。
この土を作っている石山さんは、土と一緒に”安納芋”の焼き芋を販売されています。
その安納芋は、今回の肥料で育てられた物で、甘み、風味、コクがとても強いらしいです。一度食べてみたいものです・・・!!
その安納芋のホームページはコチラ・・・http://mikkouya.com/
その肥料を軽く耕した土の上に撒き、さらにかき混ぜていきます。
そしてここからは、耕耘機の登場です。
当然、耕耘機も始めてなので、操作を教えてもらいながら恐る恐る機械を動かします。
すごいパワーで、どんどん土をかき混ぜていきます。耕せる深さも段違いです。
肥料を混ぜて耕耘機で耕した場所と、まだ耕していないところの違い。一目瞭然ですね。
十分に土を耕せたら、肥料が雨で流れないように上からシートをかぶせます。
その後、こども料理教室以外のエリアも全て耕耘機で耕しました。
耕す前と後を比べると・・・
before
after!!
土の色も濃い茶色になり、たくさん野菜が育ちそうな気がしてきました。
こちらのエリアにも早く肥料を入れて、良い土を作って、実際に始まるまでにしっかり準備を整えていきたいです!!
その後、コトハナの事務所に戻り、畝の形や水道の位置などを検討しました。
5月30日には、地域の皆さんと一緒に始めていくのに先行して、こども料理教室のエリアの畝立て、苗植えを行います。
その時までには水道も設置される予定です。