NPO法人とどろみの森クラブさんは、大阪府箕面市森町に拠点を置き、地域の有志であつまって運営されている組織です。農園や菜園を運営したり、森林の保全活動を行ったり、若い世代の方対象の里山体験プログラムを行っています。
70才を超える方々がまだまだ主役で元気に活動されていました。
今回は、ととどみの森クラブさんに農場や施設をご案内していただき、実際に農園を行うためのアドバイスをいただけました。
最寄りのバス停から徒歩でむかいます。
途中にとどろみの森クラブさんが管理されている「Butterfly Garden」という看板がありました。
手作りのすごくかわいい看板でした
とどろみの森の入り口の看板も手作り。
両方とも木を活かした看板で、周りにある素材を利用していました。
北加賀屋でもなにか地域にある素材で看板を作ったら面白そう。
中に入ると、広々とした畑があります。
今の時期は、少しずつあたたかくなり始めてきたので、5月くらいから作物を作っていくために、
土の準備をしているようです。
あまり作物はありませんでしたが、あさつきやニンニクが育っていました。
この後、あさつきを少しおすそ分けして頂きました!!ありがとうございます!
これは植える直前のじゃがいもです。
じゃがいもは小さいものはそのまま植えて、少し大きいものは半分に切ったものの断面を消毒して植えるようです。
これは椎茸を育てているところです。生えているところを初めて見たのでびっくり。
これは、収穫の際にでてしまった作物の切れ端などを溝にためているところです。
こうやって溜めておくと、腐葉土として良い肥料になるそうです。
畑の近くには、落ち葉で腐葉土を作るエリアや、手作りの石釜、少し腰を下ろして休憩するのにぴったりな東屋など色々なものがあって、いるだけでも楽しくなる場所でした。
畑を一通り見せていただいたあと、みなさんが作業後に集まったり、話し合ったりする建物に案内していただきました。
内装が木だったり、薪ストーブがあったりしてすごくいいにおいがしていました。
ホワイトボードでは、スケジュールやこれから何を育てるのかが書かれていました。
建物の裏にはクラフトエリアがあって、そこでテーブルを制作していました。
集まってきたメンバーには、それぞれ得意なことがあって、みんなが力を出し合って色々なことをやっているようです。
そばが打てるメンバーがいて、そばを収穫したときに、その収穫物でそばを振る舞ってくれたりもしたらしいです。
こんな風に、みんなで収穫物で料理をしたりするのも楽しそうですね。
これは、雨水のタンクです。
クラフトエリアの屋根を伝って落ちる雨水が全てここに溜まるようになっています。夏以外はほとんどこのタンクに溜まる水だけで、必要な分をまかなえるそう。
水道がひっぱってこれない畑の端っこでは、このように雨水をためて、水をまいているそうです。
こちらの畑は、共用の畑ではなく、うね毎に個人貸しをしているようです。
お互いが「みんなより良いものをつくりたい!」と競争する気持ちが出てくるので、
自然と畑の管理が行き届くようです。
NPO法人とどろみの森クラブホームページ:http://todoromi21.sakura.ne.jp/