7月から始まった、みんなのうえんの約9ヶ月の活動の集大成となるケータリングを行いました。
10月に行った「グリーンスムージーワークショップ屋台」に引き続き、
みんなで協力して出店するケータリングは2回目です。
秋から加わったメンバーも含めて、みんなで出店するのはこれがはじめて!
お客さんに食べ物を提供するのは、直に反応をいただくのでいつも緊張します・・・!
今回は、無事よろこんでもらえたのでしょうか?当日の様子をご紹介していきますね~
今回は、北加賀屋みんなのうえんを協働で運営している「千島土地株式会社」さんの100周年を記念するレセプションパーティーが舞台。
千島さんのこれまでの地域活性の活動を紹介しながら、今後の農の可能性について考えるイベントです。
メニューは北加賀屋みんなのうえんでとれた野菜を使ったオリジナルのスープ。
3チーム毎、それぞれオリジナルのスープとそのトッピングを考えました。
早速、バックヤードを使っての仕込み開始です!
あるチームは、メンバーの独自のルートで仕入れた新鮮な野菜も使用します!
大阪府内で無農薬で育てられている農家さんの野菜。
200人分のスープを用意するということで、大量の食材も圧巻です。
みんなでワイワイ準備中。
今回は、みんなのうえんのケータリングと、料理研究家の堀田さんのfoodscape!の同時開催でした。
種から育てる子ども料理教室で学んだ生徒もケータリング準備をお手伝い。
堀田さんイチオシのカブラの“三五八漬け”。東北の郷土料理です。
どんな味がするのかするのかめちゃくちゃ気になりますね!でもつまみ食いは我慢。。。
仕込みと並行して、ブースの設えもみんなでつくっていきます。
今回は、普段農園で使っている道具や看板、農園で育てている植物などを展示しました。
テーマは、「農のある暮らし」。
自分たちで工夫して作ってきた物や、みんなが使って良い風合いがでてきた道具たちを展示して、少しでもみんなのうえんの普段の活動のイメージを持ってもらえればという試みです。
各チーム毎に1つずつ考えてきた、オリジナルのメニュー。
2ヶ月前から試作をはじめ、レシピの開発、野菜の栽培をおこなってきました。
パーティーがある3月に収穫を合わせたり、食材を保存したりなど、
様々な工夫をして、今日のために準備をすすめてきました。
様々な苦難を乗り越えて、今回提供する3つスープはコチラ!!!
Co:funチームの「小松とうにゅう!カブがみそ」
10月のグリーンスムージーに引き続きの“小松シリーズ”ですね!
こちらは、Sun basiliesチームの「Vegeタベルスープ」
野菜のザクザク食感をあえて残した、“食べる”スープです。
最後にくうねるチームの「ネッコノチカラ」
体の芯から元気になれる根菜を使った豚汁風スープ!
それぞれのスープには、お客さんが自由に選べるハーブやスパイスのトッピングがあります。
それの組み合わせで、一人一人スープをお好みにカスタマイズすることができる仕組みです。
一方、堀田さんたちが提供するfoodscape!も盛りつけが急ピッチで進んでいるようです。
今回のために作られた、“fantastick treeee!”もお目見えしました。
そして完成したfoodscape!がコチラ!!
圧巻ですね~。テーマは「農園の春」。彩り鮮やかな野菜たちが並んでいます。
さらにさらに、今回のレセプションイベントではこの日限定なのが惜しすぎる、
素晴らしいお二人による特別インスタレーション展示が行われました。
“株式会社 花字”の5代目であり、“そら植物園”という活動などをはじめ、植物を使った様々なプロジェクトを展開されている、西畠 清順さんと、
現代美術作家で、世界中で活躍している、栗林 隆さんのコラボ展示。
西畠さんの植物と、栗林さんが作ったトンネル状の空間。
2つが織り重なり、とても幻想的な空間をつくりだして、はじめて経験する植物と近い距離感を生み出していました。
今回のイベントでは、北加賀屋みんなのうえんを多くの方に知ってもらうために、
studio-Lの山崎さんのプレゼンテーションと、
みんなのうえんメンバーによる活動報告も行いました。
これまでの活動をメンバーそれぞれの視点から振り返る形で、農園ができていく様子を伝えることができました。
そして待ちに待ったフードタイムのスタートです!
一瞬で人で溢れ変える会場。
みなさん笑顔で食と会話を楽しまれていました。
スープ屋台もたくさんの方に楽しんでいただけました。
トッピングが沢山あるので、それをきっかけにメニューについて話をしたり、
農園についての話題でお客さんと盛り上がったり。
食や農をきっかけに、たくさんの会話が生まれていたのが印象的でした。
もちろん、山崎さんにもスープを楽しんでいただきました!
200人を超える方々に、みんなのうえんの活動を伝えることができ、
都市の中の農が持っている可能性について、たくさんお話を聞けとても収穫の多いイベントでした。
大人数のイベントへのケータリングははじめてでしたが、
今回得た経験を活かし、さらにステップアップしていければと思います。