今回のケータリングは、オーナーさんと大阪市立大学の研究室が一緒になって、地域と関わる場所をつくろうとしている町家が舞台です。
この町家は、今の趣ある魅力を残しつつも、みんなが集える場所にするため、これから改修工事を行っていくそうです。
その改修工事前に行うイベントで、みんなのうえんのケータリングを行いました。
町家は、安立商店街の中にあります。
お料理を並べるお皿も、江戸時代や大正時代のものが並び、何とも趣のある空間でした。
昔からある七輪も登場。
テーマは「祝い事」。
寒い冬に旬の野菜・大根や柚子、かぼちゃを使った、お祝いにぴったりのお料理をご用意しました。
手まり寿司の他に、カボチャのサラダ、ふろふき大根とゆず味噌、里芋のクリームコロッケ、たらのお吸い物。
そして、安立商店街のお漬け物屋さんで購入した美味しいお漬け物です。
今回は、オーナーさんのご好意で、お親戚がつくっていらっしゃるお野菜を使わせていただくことになりました。
実は、このお野菜が、これまで食べたことのないくらい甘くて美味しいお野菜だったのです!
里芋のクリームコロッケやふろふき大根などにたくさん使わせていただきました。
イベントは、ご近所の方や「この町家を前から見たかった!」とおっしゃる方が揃い、終始、和やかに進んでいきました。
こちらは、改修工事後の町家の模型です。
大阪市立大学の学生のみなさんが作ったものだそうです。
改修工事は、8月に終了予定。
その頃には、また今日のようにたくさんの人が集う、新しい町家にお会いできるのを楽しみにしています!