活動日記
2014年1月14日
清澄の里 粟に行ってきました!

1月13日(月)、奈良・高樋町にある農家レストラン「清澄の里 粟」に行ってきました。
粟は、奈良の伝統野菜や、量産できない・生産性が低いという理由で家族向けに作られてきた家族野菜を使ったレストランです。
これまでに、ミシュランで1つ星を獲得され、2013年11月に情熱大陸で放送されたお店です。

粟のオーナー・三浦雅之さんと、みんなのうえんがいつもお世話になっている料理研究家・堀田裕介さんがお知り合いということで、ご紹介をいただき、みんなのうえんメンバーと一緒に行ってきました。

今回のテーマは「“美味しい”の価値観を共有する」こと。
最近では、ケータリングも多くなってきたので、メンバー同士の「おいしい」の共有が必要だねと話してきました。

また、粟では専用の畑で伝統野菜と家族野菜を育てていらっしゃいます。
三浦さんのご好意で、その畑も見学させていただくことができました。

まずは、お食事をいただくことに。

この他にもたくさんのメニューが次々と出されました。
この日、味わったお食事には約50種類ものお野菜が使われていました。

お食事が運ばれてくるとともに、そのメニューに使われているお野菜が一緒にテーブルに運ばれてきます。

珍しいお野菜に興味津々ののうえんメンバー。
運ばれてくるお野菜を手に取る度、「これは何という名前ですか?」「どんな風に実がなるんですか?」と三浦さんに聞きます。

丁寧に教えてくださる三浦さん。
ものごしの柔らかいお話に惹き込まれます。
三浦さんは、メニューひとつひとつに使われているお野菜の歴史や裏話をお話してくださいました。
その様子に、お野菜ひとつひとつに愛情を持って育て、それを次世代に伝えていきていという思いが感じ取れました。

次々と出てくるお野菜でテーブルがいっぱいに!
かぶ勢揃いの図。笑

そして、次々と出てくるお料理はどれも美味しい!
「お肉が入っていないのにこんなにおなかいっぱいになって、美味しいお料理は初めて!」と、のうえんメンバーは大満足でした。

そこにやってきたのは、粟のマスコット・やぎのペーター。
ペーターは、粟で生まれた50頭のやぎの中で唯一、ドアを開けるやぎです。
頭や足を使って、器用にドアを開け、お客さまを喜ばせていました。

粟には、ペーターの他にもお母さんやぎや双子のやぎの赤ちゃん、お姉ちゃんがいます。
このやぎさん達は、粟のお食事をつくる時に出てくる生ゴミを食べてくれます。
自然にも優しいですね。

お食事を終えると、三浦さんが粟で出しているお野菜を育てている畑を案内してくださいました。
畑は、みんなのうえん第1農園くらいの広さでした。
その畑に、さまざまな種類のお野菜がたくさん育っていました。

種の植える時期や育て方のコツなど、のうえんメンバーは興味津々。
「気になることは全部聞いてください」とおっしゃる三浦さんのお言葉に甘えて、質問攻めでした。

そして、またまた三浦さんのご好意で、先ほどのお食事にも出てきた、あやめ雪かぶを持ってかえらせえていただくことができました!
思いも寄らぬ収穫に、のうえんメンバーも大喜び!
一番大きいかぶを探します。笑
あやめ雪かぶは、日に当たってる部分が紫に、土に埋まっている部分が白く育っています。

これは大きい…

とったどーーー!

さて、サプライズを受けた後は、粟に戻ってデザートをいただきます。
こちらは、奈良産の和紅茶とチョコレートケーキです。
ケーキの上にのっているのは、粟のポン菓子です。
今まで、お米は見たことがありましたが、粟のポン菓子は初めてでした。

おなかも心も満たされ、三浦さんに栽培のヒントをいただいたのうえんメンバーは、帰り際に次はどんなお野菜を育てようかと話し合っていました。

三浦さん、粟のみなさま、おいしいお食事と貴重なお話をありがとうございました!