山肉デリの井上さんによる、ジビエの料理教室がみんなのうえん北加賀屋で開催されました!
山肉デリさんは、大阪市の西田辺でジビエ肉のお店を営まれています。信頼の置ける腕のある猟師さんから仕入れた鹿やイノシシのお肉を販売されています。
ジビエ肉はなかなか家庭の食卓に並ぶイメージがなく、どしてもフレンチなどの西洋料理や、牡丹鍋など特別な料理のイメージがあります。でも本当はもっと、日常的に家庭に取り入れてもらいたい!という山肉デリさんの想いが詰まったレッスンとなっています。
当日は飲食店を営まれている方、狩猟や農業に携われている方、主婦の方、お子様など様々な方がご参加くださりました。
ジビエ肉は「臭い」「固い」というイメージを持たれている方がどうしても多いのが現状。でもそれは、仕留められた時点での処理だったり、流通の過程であったり、料理の仕方が原因になっていることも少なくありません。
今回は特別な料理ではなく、普通に家庭で当たり前に食べられているメニューにイノシシ肉を取り入れるレシピを学びました。
まずはシシ汁。イノシシの脂の旨味が溶け出し、さらに秋の味覚とマッチしてめちゃくちゃご飯が進むやつです。豚汁のイノシシバージョンですね。
イノシシ肉ときのこの酒蒸しと、きんぴらのような炒め煮です。大根おろしのさっぱりした味わいとも合うし、ごぼうなどの根菜と一緒にちょっと辛く炊いてもベストマッチ。とても美味しい。ジビエらしいしっかりとした歯ごたえや味わいが活きている感じがします。
こちらはチヂミ風。とても美味しくお酒のアテにも最高だなーと思いました。今回はお昼なので飲んでいませんが!
などなどと、本当にご家庭でごくごく普通に食べられているメニューのアレンジばかり。ちょっとした肉の処理の仕方や、旨味の活かし方を押さえるだけで、ジビエ肉を取り入れられることがわかりました。
普段の食卓に、新しい味覚の風を吹かしてくれるジビエ肉。エネルギーに溢れ栄養価も高いお肉を、生活に取りれてみませんか?