活動日記
2018年9月10日
気軽に薬膳セミナー『身体の内から潤う薬膳講座~夏の疲れをとって冬に備える~』

9月9日の堀内知美先生の薬膳料理教室では、これからの寒い季節にピッタリの講座がおこなわれました!

秋は乾燥の季節……。
身体の表面だけではなく、内臓からも水分が失われていくそうです。
私は現在一人暮らしなので、健康の為にも話を聞きながら必死にメモを取ってしまいました(笑)

先生がいうには、秋は特に肺が乾燥しがち。
肺が乾燥すると、他の内臓まで影響もでるらしいです。
水の様な鼻水がでる人は、肺が冷えているのかも?
そんな方にはお風呂で温まるといいらしいですよ。
このような日常に役立ちそうな雑談を交えながら講座が進んでいきます。

先生の話を真剣に聞きながらメモをとる参加者の皆さま。
この季節に食べた方が良い食材や身体の内臓の働きを助ける食材は何がいいか、などの様々な質問がありました。
一つ一つの質問にも先生はその場で答えていきます。

夏の疲れが溜まっている方は、身体を潤す「補陰」という食材がいいらしいです。
身体を潤す食材の1つとして、白木耳(シロキクラゲ)を紹介していただきました。
なんとも白い食材が効果があるんだとか!えのき茸や豆乳なども身体を潤す効果はあるらしいです。
あと、鮭が薬膳的には赤身じゃなくて白身だったという事実が衝撃的でした。

えのき茸と山芋のご飯~。白い!
いつもご飯が炊けるのを待つことが多いため、事前に準備していたものを紹介してからすぐに炊飯器のスイッチを入れました。

さっそく調理開始!
びっくりする程皆さんテキパキ。
あっという間に食材たちがカットされ、いつの間にか鍋にかけられていました。

お、おいしそ~~!これは「豚肉とかぼちゃレーズンのハニーマスタード炒め」です。
この料理ができた瞬間、食べたくてうずうずしました。
炒めた豚肉とかぼちゃに、粒マスタードと蜂蜜を混ぜる時のマル秘のコツを伝授していただきました。

調理してから30分程でもう盛り付けへ。
とにかく早い。流石です。私の手の出しようがありません(笑)

できました~~!
今回の薬膳料理は
・えのき茸と山芋のご飯
・白菜と帆立の豆乳スープ
・人参と小松菜の白和え
・白木耳の甘酢和え
・豚肉とかぼちゃレーズンのハニーマスタード炒め
・無花果と水切りヨーグルト(無花果を梨に変更)
です。

さっそくいただきます。

少し会話を楽しみながら、できた料理を黙々と食べていきます。
いつも食べる時間は長いようなのですが、今回は皆さん完食が早かったみたいです。
私もパクパクと食べてすぐに完食してしまいました。
5歳の女の子もすべて完食し、「おいしかった!」と言って喜んでいました。

自宅でも簡単に作れそうなので、とても参考になりました。
補陰の食材は、更年期の方のホルモンバランスを整える効果もあるらしいですよ♪
普段の食生活に取り入れることによって老化対策にもなるんだとか…!

私も、自分だけじゃなくて、親の健康の為にも薬膳の知識を取り入れてみようと思いました。

最後に、参考になる薬膳料理本を紹介していただけました。

すべてAmazonなどでお買い求めできるそうです(笑)

開催していただいた堀内先生ありがとうございました!
参加していただいた皆様もありがとうございました!
今季の薬膳料理教室は
「秋の乾燥対策」
「身体を潤す(補陰)食材」
「肺や脾の働きを高める食材」の紹介をしていただけました。

また次回の薬膳料理教室もご期待ください。